お手入れガイド
取扱い絵表示一覧
お洗濯について
ドライクリーニングのマークの付いている製品を除き当社製品はすべてご家庭でのお洗濯をお勧めいたしております。初めてのご使用の際は一度洗濯なさってからご使用ください。ポリエステルを含む製品は他の物と分けて洗濯してください。摩擦がポリエステルの毛羽立ちの原因になり光沢やしなやかさが失われます。また、デリケートな生地は洗濯の際にボタンやファスナーなどの付属品によりいたむことがあります。洗剤は弱めのものをお選びになることをお勧めします。蛍光剤配合の洗剤や漂白剤は色物にはできるだけご使用にならないでください。色落ちの原因になります。
天然素材の生地はすべて洗濯の際に縮む可能性があります(4~10% ※生地による)。特に高温でのお洗濯や乾燥機の使用で大きく縮む可能性があります。
● ベッドリネン
色の濃い物と薄い物は分けて洗濯してください。洗濯槽に詰め込み過ぎるのはお避けください。エジプト綿など繊維の長い物がいたむ原因になります。綿、麻100パーセントの製品、綿麻混合問わず、ベッドリネンは洗浄力の高い洗剤のご使用は控え、温水で洗濯、冷水ですすぎをおこなってください。
洗濯終了後は、縮みを防ぐために洗濯槽からすぐに製品を取り出してください。濡れている製品は軽く振ってしわを伸ばしてから乾かしてください。
● バスリネン
ゆるいパイル地の製品は一度洗濯してからのご使用をお勧めします。このワンステップで製品の肌触りがさらによくなり吸水性も高まります。綿100パーセントの製品は数回洗濯してからご使用になることをお勧めします。
ワッフル生地の物は、吸水性が高く、乾きもはやいことが特長です。そのため、軽量で目があまり詰まっていないため予め縮みを加えてあります。ワッフル素材でボーダー入りの製品は光沢を失わないよう漂白の際は慎重におこなってください。
目の細かいタオルは洗浄力の高い洗剤のご使用は控え、温水で洗ってください。尚、柔軟剤をご使用になると吸水性が下がります。
● テーブルリネン
テーブルリネンは洗浄力の高い洗剤のご使用は控え、温水で洗ってください。最後に冷水でのすすぎをおこなってください。柔軟剤のご使用はお勧めいたしません。しわができるのを防ぎ、また短時間で乾燥させるためにも、洗濯後の製品はすぐに洗濯槽から取り出して振りながら広げてください。
ジャカード織のテーブルリネンはお手入れを簡単にするために予め縮み加工がしてあります。ドライクリーニングはお避けください。繊維の間にゆるみができ、織り目が乱れる原因になります。
乾燥について
乾燥後のにおい防止のためにもしわをほぼ完全に伸ばした状態での吊り干しが最適です。乾燥機のご使用の場合は、製品に合った設定を必ずおこなってください。しわをなるべく伸ばした状態で乾燥機にかけますとソフトな仕上がりになります。
乾燥機の長時間のご使用はお避けください。 仕上げに冷風の出る設定があれば、製品にしわができるのを防ぐことができます。しわを防ぐために、乾燥終了後はすぐに製品を乾燥機から取り出してください。フリンジやピローケースのフリル、シーツの周り、テーブルクロス、ナプキンなどは指や手の平でやさしく広げてください。その後ていねいにたたんでください。
アイロン方法
正しくアイロンをかけることで製品のしわを伸ばすことができますが、天然繊維でできた製品は新品の際は特にしわができやすいのでご注意ください。使い込むとしわができにくくなり、しなやかになっていきます。
ベッドリネン、テーブルリネン共にスチーム機能の高いアイロンをご使用になるとしわが伸ばしやすくなります。スプレー式洗濯のりのご使用はアイロンの底面に付着しやすく、またアイロン後の製品が日光などで黄ばんだり、虫に狙われる恐れがあります。以下のアイロン方法をお勧めいたします。
● ベッドリネン
脱水後の湿った状態でアイロンをかけます。刺繍がほどこされている部分はきれいにアイロンがけをおこなうために裏側からアイロンをかけてください。製品についている取り扱いラベルのアイロンに関する絵表示を必ずご覧ください。
● テーブルリネン
脱水後の湿った状態でアイロンをかけます。ジャカード織りのテーブルリネンは、アイロンをかけることで本来の立体的な模様を取り戻すことができます。
厚手の麻素材の製品の保管について
平らにして製品を保管してください。木製の箪笥や棚の場合はトレーシングペーパーのような薄い紙を敷いた上に製品を載せてください。杉などは天然のオイルを含むため製品をいためることがあります。
長期間直射日光に当て続けると製品の退色が進みます。テーブルクロスをかけたまま日光に当たる場所で長期間ご使用にならないようご注意ください。